カテゴリ:1 学校の様子
校長室前の黒板に書いた内容から

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令和2年7月21日(火)

今、出来る範囲で朝と放課後、生徒たちを見守っている。1ヶ月近くたって色々なことが分かってきた。また、少しかもしれないが変化も見えてきた。
 このところ、雨の日が続き、びちょびちょになって登校してくる子どもたち。こんな状況をみていると、毎日毎日頼もしく思う。
 6月最初の頃、ほとんどの子どもたちは、私の横を素通りしていく。声をかけるが、素通りしていく。私の声が届いていないと思い、大きな声で(唾が飛散しない程度に)あいさつをしてみた。生徒からするとあまりみたこともない今年来た私から「おはようございます」「さようなら」と言われても確かに反応に困ってしまうのだろう。
 ちょうど、7月に入ったころから、あいさつが返ってくるようになった。また、私の目を見てあいさつしてくれる子どもたちも増えてきた。素通りしていた子たちも、私をちらっと見て、会釈をしてくれるようになった。
 7月も中旬に入ると、私が反対側を向いていても背中越しに「おはようございます」と大きな声であいさつをしてくれるようになった。うれしくて、うれしくて笑顔になっている自分に気付く。最近はバスに乗って下校する子たちが、バスの中から手を振って「さようなら」と言ってくれる。本当に箱根の子たちは素直だなぁと感じる瞬間であった。温かくなった気持ちのまま校舎に戻る途中、蝉の鳴き声が聞こえてきた。ヒメハルゼミかエゾゼミのような「ジー ジー」と夏を感じさせる鳴き声である。今この日記を書いている窓の外は、ヒグラシの鳴き声に変わっていた。いつもなら夏休みなんだと思いながら、逆にまだ子どもたちと会える今年に感謝をしながら、7月を終えたいと思う。

公開日:2020年07月21日 15:00:00
更新日:2020年07月21日 17:33:02