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いのちの授業を行いました。

令和2年9月8日(火)

今回、講師でお招きしたのが、小森美登里(こもりみどり)さんです。
すでにご承知の方も多いと思いますが、簡単ではありますがご紹介いたします。

小森さんは、1998年に一人娘の香澄さんをいじめで亡くされ、2003年にNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」を設立されました。全国各地をまわられ、いじめのない学校や社会をつくろうと生徒だけでなく、大人(教員)に対しても積極的に講演を続けられています。
本日は、1年生を対象にいじめについて、様々な視点からお話をいただきました。

生徒はみんな真剣な顔つきで、一生懸命小森さんのお話を聞いていました。

後半に、小森さんがつくった詩を本校職員の鈴木先生が朗読しました。その内容は、大人からの感謝の手紙として、「生まれてきてくれてありがとう」というタイトルでした。涙を流しながら聞いている生徒もいて、とても感動する内容でした。

私は小森さんの話の中で、一番「ハッと」させられたお言葉に、いじめられる側にも原因はあると考えている人に対して、いじめた側に「なぜいじめをしたのか、理由を聞くことって本当に意味があることなのか」ということでした。本当に聞かなければならないことは、「そこに理由があれば、人は人を傷つけてよいのでしょうか」と。。。。。
まさに、人として大切なことを教えていただきました。

小森さんは多くの本を出版されています。ぜひ、手に取ってお読みいただけるとよいと思います。

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公開日:2020年09月09日 15:00:00
更新日:2020年09月09日 16:55:55